クリスチャンの体験談:生きて働く神さま #5

留学の目的

  • Dさん 40代男性
 私はキリスト教とは全く無縁の家庭で生まれ、多くの日本人と同じように特に宗教に興味を持たないで育ちました。社会人7年目くらいの時に、アメリカで公衆衛生の勉強をしたいという思いが強く湧いてきました。留学準備中は仕事もあったし勉強もなかなかうまく行かず、何度か諦めかけました。しかしそのたびに「今、留学しないといけない。行かないと絶対に一生後悔する。」という、なんとも不思議な強い思いが湧きおこってきて頑張ることができたのです。英語の勉強は大変でしたが、様々な不思議なことが起こってずいぶん助けられました。今回は割愛しますが、本当に驚くべきことが何度も起こったのです。合格する前から気付いていたのですが、留学を志してからというもの、あまりにも事がうまく運び過ぎていて、目に見えない大いなるものに自分は導かれているのではないか、という思いが強くなりました。それはいったい誰なのか、何なのか。わからないけど知りたい、という思いを持って、私は2007年から約2年間アメリカに留学することになりました。

 サンディエゴの語学学校で、友人から「教会に行くと英会話の練習ができて、しかも夕飯がタダで食べられる。」という話を聞き、時々通うようになりました。UCLAに入学することが決まりましたが、ある時ロサンゼルスへの引っ越し先が決まらず大変困っていました。ホームステイ先も数日以内に出なければいけない状況だった時、その教会での夕食でたまたま隣に座った日本人牧師に「土居君、君いま何か困っていることないか?」と声をかけられ、驚いた僕は正直に現状を話しました。すると、自分の家に来ても良いと言われたのです。日本人の家にだけは絶対に泊まりたくないと思っていたのですが、やむなくお世話になることになりました。

 何も考えないで牧師先生宅に引っ越しましたが、初日から牧師夫人が「土居さん、ちょっと聖書読んでみましょうか」と言うのです。「ああ、こんな裏があったんだ。だから宗教って嫌いだよ。」と思いながらも、素直に聖書を開いてみました。初めて読んだのですが、大変驚きました。なんと今まで自分が感じていたこと、気になっていたことがみんなそこに書いてあるではないですか。ひょっとしたら自分が探している大いなる存在は、この聖書に書いてある神かもしないと直感しました。

 伝道熱心な牧師夫人のおかげで、なんとなくそのまま信じて、その5日後になんとなく洗礼まで受けてしまったのですが、実はまだ心のもやもやが取れていませんでした。そんなときにたまたま創造科学セミナーというものがあり、牧師夫人の強い勧めで参加することになりました。洗礼式の2日後で、3泊4日のツアーでグランドキャニオンまで行くのです。そのツアーでは進化論に対する創造論の考え方を科学的に解説してもらい、僕にとっては目からうろこが落ちるようなとても衝撃的な内容でした。そのツアーが終わって牧師宅までの帰り道、自分に改めて問いました。神はいるのかいないのか。答えはyesでした。この時ようやく100%神の存在を認めることができ、その後の聖書の学びもスムーズに受け入れることができるようになりました。

 3週間牧師宅で過ごした後ロサンゼルスに引っ越し、2年後にUCLAを卒業したあとも約3ヵ月間ほとんど牧師宅で生活し、必要なトレーニングを受けて帰国しました。ロサンゼルスでも様々なクリスチャンに守り支えられ、本当によく整えられた2年間だったと思います。クリスチャンになったおかげで、すべてが良いように変えられました。アメリカには何のために行ったのかと聞かれると、今までは公衆衛生の学位をとるために行ったと答えていましたが、今では自信を持って言えます。実は自分はクリスチャンになるためにアメリカに行ったのだと。あの時に与えられた思い、絶対にアメリカに行かないといけないという思いはそのためだったのだと今でははっきりとわかりますので、本当にこのように自分を召してくださった神様に心から感謝しています。