藤井牧師

互いに愛し合いなさい

礼拝メッセージ

2021/6/13 礼拝説教
【テーマ】  クリスチャンの生き方
【説教題】 「互いに愛し合いなさい」
【聖書箇所】 エペソ5:28-33

5:28 同様に夫たちも、自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する人は自分自身を愛しているのです。
5:29 いまだかつて自分の身を憎んだ人はいません。むしろ、それを養い育てます。キリストも教会に対してそのようになさるのです。
5:30 私たちはキリストのからだの部分だからです。
5:31 「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。」
5:32 この奥義は偉大です。私は、キリストと教会を指して言っているのです。
5:33 それはそれとして、 あなたがたもそれぞれ、自分の妻を自分と同じように愛しなさい。 妻もまた、自分の夫を敬いなさい。

エペソ5:28-33

○ 4月25日に「妻たちよ、夫たちよ」で語った続きですが、間が開きました。もう一度思い起こしてみてください。妻に「夫に従いなさい」、夫には「妻を愛しなさい」と違うことを言われているわけでは無く、共に「互いに愛し合いなさい」と言われているのです。しかも、パウロはこの夫婦の関係というのが キリストと教会を指して いるというのです。こういうところが神のご計画のすごいところです。

自分自身を愛するように

一体の愛

1.今日のテキストは 

同様に夫たちも、自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。

エペソ 5:28

 と始まりましたが、その前を見ないとはっきりしませんので、もう一度この前を見てみましょう。 

夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。
キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、
ご自分で、しみや、しわや、そのようなものが何一つない、聖なるもの、傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。 

エペソ 5:25-27

と、キリストと教会の事が書かれています。

    2.キリストと教会の関係は夫婦の関係にたとえられる、反対に夫婦の関係はキリストと教会の関係にたとえられるのです。キリストと教会は一体であり、互いになくてはならない存在です。夫婦も一体であり、互いになくてはならない存在です。

    3.キリストが教会を愛されているように 同様に夫たちも、自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。 ということなのです。 そして、キリストはご自身を憎まれたことはありません。それは私たちも同様で 

いまだかつて自分の身を憎んだ人はいません。むしろ、それを養い育てます。 

エペソ 5:29

ということです。キリストはご自身を愛されるように、ご自身の体である教会を愛されています。

アダムとエバ、キリストと教会

    1.アダムとエバの関係は最初の夫婦として、夫婦とは何かが教えられ、またそこからキリストと教会の関係が教えられています。最初にアダムが創られ、エバはそのアダムのあばら骨から創られました。 

神である【主】は、深い眠りを人に下された。それで、人は眠った。主は彼のあばら骨の一つを取り、そのところを肉でふさがれた。
神である【主】は、人から取ったあばら骨を一人の女に造り上げ、人のところに連れて来られた。
人は言った。「これこそ、ついに私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。男から取られたのだから。」 

創世記2:21-23

と、正に 私の骨からの骨、私の肉からの肉 と、エバはアダムの体なのです。一体なので、自分も妻も同じ愛で愛しているのです。

    2.キリストはご自分の体が十字架で裂かれ、深い眠りに入れられ(黄泉に下り)、その手の傷、脇の傷から教会が生み出されたと言えるでしょう。教会はキリストの体です。

助け手

パートナーとしての助け手

    1.キリストが教会を愛しておられるのは、私たちがかわいいペットを愛するような感覚ではありません。ペットを愛するのも立派な愛だと思いますが、 

人はすべての家畜、空の鳥、すべての野の獣に名をつけた。しかし、アダムには、ふさわしい助け手が見つからなかった。 

創世記 2:20

とあるように、人には動物・ペットはふさわしい助け手ではないのです。人間は動物から進化してできた存在では無いのです。

    2.「助け手」という時、「ヘルパー」と訳されて、女性蔑視だと言う方がありますが、仮にご老人のところに来られるヘルパーさんを考えても、確かにご主人はそのご老人ですが、ヘルパーさんの助け無しには生活が成り立たないのです。ヘルパーさんは人間的に下であるはずがありません。また、世界の名峰を目指す登山家にとって、ヘルパー(ポーター)さんの助けが必要です。彼らは道をよく知っており、重い荷物を運んでくださいます。しかし、有名になるのは登山家です。こうした助け手が人間的に下になるとは思えません。

  3.アダムにとって「助け手」としてアダムの体からつくられたエバは最高のパートナーなのです。しかも何人もの中から撰ぶこともできない、たった一人その人だけしかないのですが、最高のパートナーなのです。

キリストのパートナー・教会

    1.キリストが教会を愛されているのは 私たちはキリストのからだの部分だからです にあるようにご自身の肉、骨だからです。 

「最初の人アダムは生きるものとなった。」しかし、最後のアダムはいのちを与える御霊となりました。

第一の人は地から出て、土で造られた人ですが、第二の人は天から出た方です。 

Ⅰコリント 15:45, 47

という言葉があります。

    2.神が第一の人アダムからエバを創られたように、第二の人キリストから教会を創られました。この関係はパートナーです。そして妻が夫に従うように、教会はキリストに従うのです。しかし、それは愛によって従うという関係です。

互いに愛し合いなさい

一体としての夫婦

    1. 

「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。」 
この奥義は偉大です。私は、キリストと教会を指して言っているのです。 

エペソ 5:31-32

と、結婚とキリストと教会の関係が言われています。アダムとエバ以降の人間は赤ちゃん時代を過ごします。親に育てられ、親と共にいる生活があります。しかし、成人して結婚するということは親を離れることです。

    2.私たちがイエスを信じてクリスチャンになるというとき、自分でその信仰決断をします。親の信仰の陰に隠れているわけにはいきません。結婚相手を決めたら、夫婦の間に親を入れてはいけません。特にここでは 男は父と母を離れ とありますが、マザコンの問題がよく取り上げられるように、何でも母親に相談して決めるというのは問題ですね。

愛し合う夫婦

それはそれとして、 あなたがたもそれぞれ、自分の妻を自分と同じように愛しなさい。 妻もまた、自分の夫を敬いなさい。 

エペソ 5:33

と、パウロは再度夫婦のことに話を戻します。神の偉大な計画、救いの計画、教会の誕生、キリストと教会の関係という偉大な奥義を語りつつ、こういうすごい計画の中で夫婦という関係をつくられたのだから、夫婦もしっかりと愛し合いなさいというのです。

★ キリストが命をかけて愛されたのが教会です。私たち一人一人が神に愛されていて、同時に教会全体がキリストの体として愛されています。この絶大な愛を受けたのですから、私たちも互いに愛し合うべきなのです。

  1. あなたは自分を愛していますか?
  2. アダムにとってエバはどんな存在ですか?
  3. キリストと教会はどんな関係ですか?
  4. 32節の偉大な奥義とはどういうことですか?
  5. 夫婦はどうあるべきですか?