懐かしいキッズクラブ
(藤井敬朗の人生を神様に感謝しながら書いています)
牧師交替の大変さ
私たち夫婦が新中野キリスト教会に赴任したのは2003年4月です。当然のことなのですが、私たちはこの教会の事がまだ何もわかっていませんでした。ですから緊張の連続でした。
しかも、子ども達の中学校と小学校に転校手続きをし、区役所に転入手続きとその他の手続きを行い、さらにその後教会の銀行関係の代表者交代の手続き等々それは1ヶ月ほどかかって本当に大変でした。
その間に礼拝と祈祷会での説教、妻は毎日行われている「子どもセンター」の保育に従事しました。大変でしたが、新しい場所での活動に意欲を燃やすことができました。ただ、先代牧師の村上知子師の癌が進行し、ホスピスに入られることにもなり、また別の大変さに遭遇しました。
そして、6月25日に村上知子師は天国へ帰られました。葬儀の準備と後片付け、また大変な日々が続きました。
何も分からない私たちがとにかくなんとかやってこれたのは、すべて教会の皆さんのお陰でした。右も左も分からない私たちを見事にバックアップして助けてくださったからです。
子どもクラブ
こんな大変な日々を過ごす中で私の心を安らがせてくれたのは水曜日の子どもセンター終了後に行われていた「子どもクラブ」でした。11時半から3時まで、お弁当持ちで幼稚園児が集まってきます。20～30名の子ども達が毎週来ました。
なかなか大変な子もいたのですが、この「子どもクラブ」が私にはとても楽しかったです。
11時半、次々やって来る子ども達はお母さんの持って来てくれた服に着替えて、二階に上がり受付をします。そしてお弁当です。私も一緒にお弁当を食べて、次は食べ終わった子達と遊ぶのです。天気の良いときは屋上でも遊びます。色々な遊びやゲームをし、聖書のお話の時間をもって、おやつタイムで終了でした。クタクタになるのですが、とにかく子ども達と動き回るのは楽しかったです。
キッズクラブ
この「子どもクラブ」は2005年から名称を「キッズクラブ」と時代に合わせました。そして、2010年３月10日に終了しました。なにしろ、水曜の11時半から行っていただけに、幼稚園が水曜日も午前保育で無くなったり、延長保育が入ってきたために水曜日の11時半には活動できなくなりました。私は一気にさみしさを覚えました。
キッズエンジェル
スタッフみんなと共に話し合い、すでにマスカット・エンジェルが始まっていたので、そのスタッフと共に金曜日の２時から行う事にしたのが、「キッズエンジェル」でした。人数はグッと減りましたが、それでも私は楽しく過ごすことができました。
キッズゴスペル
そして、キッズゴスペルも行ったんです。宣教師のシェリー・カール先生に来ていただいて英語を教えてもらいながら、歌を歌いました。しかし、先生がアメリカに帰らなければならなくなって中止となりました。
キッズイングリッシュ
英語が中断したことは残念でした。しばらくして、教会のＳさんが子どもに英語を教えておられたので、教会でもやってみようということで、第４日曜日の午後にキッズイングリッシュを始めました。
こうして子ども達のために色々取り組んできましたが、2020年からのコロナで全てが中止になりました。
イベントも中止
もう私はさみしくて、うずうずしています。「ジュニア教会」という名前の教会学校(日曜学校)もストップしてしまったので、本当に教会に子どもがいなくなってしまいました。
春の「イースターフェスタ」、夏の「夏祭り」、秋の「オータムフェスタ」は毎年、親子で楽しんでもらえるようなイベントをしていましたが、全て中止です。
教会のメンバーで考えていた「流しそうめん」や「わたあめ」、毎年５月に行っていた「バーベキュー大会」もできなくなりました。本当に見事に中止です。
お母さん方のために開いていた「子育ての会」は何度か中止しましたが、マスクとしっかりした換気をして行えました。とはいえ、以前のようには集まらなくなっていました。
幸い、子どもさんの相談に関しては続けることができました。
新しい時代？
子ども達のために何をすると良いのか？ 続けていた「子どもセンター」はほぼ休むことなく続けられましたので、何か方法があるのではないかと探っています。
そんな中、11月6日(日)に「子ども祝福式」を行いました。七五三の時期に、小学６年生以下の子ども達のために祝福式を行い、プレゼントを渡していましたが、やっと今年３名の出席があったのでとても嬉しい気持ちになりました。
子ども達に夢と希望を与え、明るく笑顔で過ごして欲しいと願い、私は私の信じるイエス・キリストを皆さんにも知っていただきたいと思っています。
クリスマスはそのイエス・キリストのお誕生を心からお祝いする日です。教会で聖書からイエス・キリストのお話しを聞いていただけると嬉しいです。